前田ツアー2勝目 段ボール工場バイトから8カ月でベンツの女!

[ 2015年7月20日 05:30 ]

副賞のメルセデスベンツに前田は満面の笑み

女子ゴルフツアー サマンサタバサ・レディース最終日

(7月19日 茨城県阿見町 イーグルポイントゴルフクラブ=6554ヤード、パー72)
 3打差の3位からスタートした前田陽子(30=伊藤園)が4バーディーを奪い、終盤苦しみながらも1打差を守り切って通算8アンダー、208で昨年11月の伊藤園レディース以来の2勝目を手にした。2位には65をマークし追い上げた原江里菜(27=NEC)、2日目トップの李知姫(36=韓国)ら3人が並んだ。
【最終R成績】

 1メートルのウイニングパットを沈めた前田は小さなガッツポーズを繰り返した。昨年11月の伊藤園レディースでは18番で約2メートルのパーパットを外し、プレーオフの末に勝利。「最後は緊張しました。今年は入れて喜ぶことができました」と笑った。

 3打差を追って李知姫、葭葉との最終日最終組。前田は「チャンスが来るまで待とう」と言い聞かせた。2人には飛距離で劣る分、5、7Wに加え、3本のUTを使ってカバー。堅実なプレーで自分のゴルフに徹した。

 プロ初優勝は前田に安定をもたらした。優勝を機に大会スポンサーだった伊藤園と所属契約。8年間にわたる段ボール工場のアルバイトにピリオドを打ち「毎日ゴルフができる」という環境をつかみ、そして予想以上に早かったという2勝目で「プロとして戦っていける」と自信を手にした。

 苦しい時期が長かった分、次の目標を聞かれても「賞金争いや海外の試合は全然、考えていません」と控えめだ。それでも副賞には大喜び。オリジナルジュエリー「サマンサティアラ」は徳島で仕事を続けながら支えてくれる母・貴子さんへ、高級車ベンツは自分自身へ。2つのプレゼントには格別の笑顔を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2015年7月20日のニュース