太田雄貴 日本勢史上初の世界一「タイトル取れて本当にうれしい」

[ 2015年7月17日 05:05 ]

 フェンシングの世界選手権第4日は16日、モスクワで男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴(森永製菓)が決勝でアレクサンダー・マシアラス(米国)を15―10で破り初優勝した。個人、団体を通じ、日本勢で史上初めての世界一となった。

 太田は準々決勝で12年ロンドン五輪覇者の雷声(中国)、準決勝ではゲレク・マインハート(米国)をともに15―9で倒した。太田が世界選手権の表彰台に上がるのは銅メダルを獲得した10年大会以来。

 ▼太田雄貴の話 やってきたことを遂行することだけを愚直にやった。人生の最後の世界選手権になるかもしれないと思って挑んだ。最後の最後でこうやってタイトルを取れて本当にうれしい。次は(来年に)団体での五輪の金メダルをみんなで分かち合いたい。(共同)

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2015年7月17日のニュース