奈良 相手選手の途中棄権で2年連続2回戦へ「勝った気がしない」

[ 2015年6月30日 22:30 ]

女子シングルス1回戦を突破し、笑顔で引き揚げる奈良くるみ

 テニスのウィンブルドン選手権第2日は30日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、シングルス1回戦で女子は世界ランキング57位の奈良くるみ(安藤証券)が2年連続で2回戦に進んだ。対戦したマグダ・リネッテ(ポーランド)が第3セット途中にけがのため棄権した。

 世界94位の土居美咲(ミキハウス)は第17シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)に6―3、3―6、2―6で逆転負け。前回覇者で第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は順当に初戦を突破した。

 男子は予選を勝ち上がった杉田祐一(三菱電機)が世界107位のブラシュ・カウチチュ(スロベニア)と対戦。第10シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)も登場。

 ▼奈良くるみの話 勝った気がしない。相手がかわいそうな終わり方だった。第2セットから攻撃的なプレーを増やした。最終セットは自分の流れになっていた。次はクビトバ。失うものはないので思い切り立ち向かいたい。(共同)

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2015年6月30日のニュース