1000万ドルプレーヤーの錦織「それより何百勝の方が嬉しい」

[ 2015年6月30日 05:30 ]

ポイントを取りガッツポーズをする錦織

テニス ウィンブルドン選手権第1日 チリッチ6―3、6―2、7―6守屋

(6月29日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 錦織が聖地で初戦を突破した。男子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング5位の第5シード、錦織圭(25=日清食品)は、負傷の影響が心配されたが、同55位のシモーネ・ボレリ(29=イタリア)を6―3、6―7、6―2、3―6、6―3で下し、4年連続2回戦進出を決めた。

 2回戦進出を決め、賞金4万7000ポンド(約920万円、約7万4000ドル)を獲得。ここまで生涯獲得賞金993万8262ドル(約12億2240万円)を稼いだ錦織は、約1001万2262ドル(約12億3150万円)とし、史上54人目、アジア男子として史上初の1000万ドルの大台も超えた。

 だが、錦織は、ツアーの賞金だけではない。米誌フォーブスが発表した2015年版のスポーツ選手長者番付で、日本勢では米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が年収2300万ドルで58位、錦織も1950万ドルで92位に入るなど、世界の“トップ100”に入っているのだ。

 それでも錦織は「お金はあんまり…興味なくはないですけど、それより何百勝の方が嬉しい」と語っていた。

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