錦織 ジョコ参考に…「初めてスライドをコントロールしてできた」

[ 2015年6月30日 05:00 ]

ウィンブルドン1回戦でボレリと対戦した錦織(AP)

テニス ウィンブルドン選手権第1日 チリッチ6―3、6―2、7―6守屋

(6月29日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 ◆錦織と一問一答

 ――初戦を突破して、どう思うか?

 「まずはホッとしている。テニス自体は悪くないので、直すところはしっかり直していきたい。この大会での勝ちは自信につながっていくと思うので、少しずつ自信をつけていきたい」

 ――タイブレークを落とした要因は?

 「タイブレークで唯一悔やむのはフォアのアプローチ。インサーブを打って少し相手の動きを見てしまって、あのポイントだけは悔やまれる」

 ――この試合で試したことはあるか?

 「初めてスライドをコントロールしてできるようになった。試合前にジョコ(世界1位のジョコビッチ)の試合を見て、クレーコートでやってんのかなと思うくらいスライドがうまくて、『オレもできたらな』と思ったので。今までもやってはいたけど、コントロールしてできたのは初めて。いつもはたまたま滑って、『うおっ危ねっ』と思っていたのが、今回は自由にスライドできるようになって、うれしかった」

 ――2回戦進出が決まり生涯獲得賞金が1000万ドルを超えた感想は?

 「お金はあんまり…興味なくはないですけど、それより何百勝の方が嬉しい」

 ――2回戦で戦うヒラルド(コロンビア)の印象は?

 「芝が得意な印象はないが、それでも勝ってきているし、フラットで打ってくるのがうまいので、フォアの守備だったり、バックもフラットでどんどん打ってくるので注意してやりたい」

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2015年6月30日のニュース