競泳・小関 米高地合宿でターン改善だ「もう少し低く」

[ 2015年6月26日 05:30 ]

競泳・平泳ぎの小関は高地合宿の米アリゾナ州へ向けて出発した

 競泳男子平泳ぎのエース、小関也朱篤(23=ミキハウス)が最高のターンを求めて成田空港から米アリゾナ州での高地合宿に出発した。世界選手権(7~8月、ロシア)に向けて約3週間の重要な合宿。小関のテーマは「壁を蹴ってからの角度」にある。

 欧州遠征では100メートル平泳ぎ世界記録保持者のピーティ(英国)と泳ぎ、ターン直後のスピードの違いを実感した。「細かいところでのタイムロスをなくす。もう少し低く、僕に合った一番の角度を見つけたい」と語った。世界選手権では200メートルでの金メダル奪取、そしてリオ五輪の代表内定が最大目標。「優勝は世界記録での争いになる可能性が高い」と0秒76差まで迫っている山口観弘(東洋大)の世界記録(2分7秒01)超えを見据え、ターン改善に取り組む。

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2015年6月26日のニュース