照ノ富士 大関扱いもう「慣れた」 若い衆に胸出す自覚十分

[ 2015年6月21日 05:30 ]

大相撲巡業のぶつかり稽古で、汗を流す照ノ富士(奥)

 大相撲の「北陸新幹線開業記念巡業」が20日、石川県小松市で開催された。夏場所で初優勝して新大関となった照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)にとっては昇進後初めての巡業。場内アナウンスでは「新大関」と紹介され、支度部屋も“大関の特権”として広々と使える奥のスペースが与えられるなど、これまでと待遇が一変した。

 巡業部の尾車部長(元大関・琴風)からは「大関になったら今までと違う。何でも注目されるし、行動、言動に気をつけろ」と直接、呼ばれて訓示を受けた。それでも、大関と呼ばれることにも「慣れた」と語るなど大物ぶりは相変わらず。右足蜂窩(ほうか)織炎のため朝稽古で相撲を取ることはなかったが、しっかりと若い衆に胸を出すなど自覚十分だった。

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2015年6月21日のニュース