錦織 ふくらはぎ負傷も「早く治してウィンブルドンに臨みたい」

[ 2015年6月21日 00:56 ]

シングルス準決勝で途中棄権し、記者会見する錦織圭

 男子テニスの世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)が20日、ドイツで行われているゲリー・ウェバー・オープン準決勝の試合途中で左脚の痛みのため棄権、初の決勝進出はならなかった。

 会見では19日の準々決勝第3セットのサーブで左足ふくらはぎを痛めたと明かした。「何とかきのうの試合はできたが、きょう起きてからも痛みがあり、テーピングをして臨んだが痛みが引かなかったので試合をやめました」と棄権の理由を説明した。

 芝のコートが影響したか問われると「すくなからず疲労があった。アメリカからの移動で時差もあり万全ではなく、疲れているからケガをしてしまったと思う」と答え、ケガの状態については「自分の感覚だとそこまで大きなケガでないと思う。おそらく大丈夫」と話した。

 「芝のコートで3試合できてプレーはよくなっている。ウィンブルドンへ向けて良い準備ができた」と今大会について振り返り、「早く治してウィンブルドンに臨みたい」と29日開幕の大舞台への出場を目指して治療すると語った。 

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