WADA 13年ドーピング違反初公表 最多はロシアの225件

[ 2015年6月18日 05:30 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)が15日、2013年のドーピング違反の報告書を初めて公表し、国別ではロシアが最多で225件、トルコが2番目で188件の違反者が出た。日本は6件だった。

 競技別では280件の陸上、252件の重量挙げ、203件の自転車の順。全体で1953件の違反が発覚し、115カ国・地域に及んだ。報告書は血液データを蓄積した「生体パスポート」で異常値を示した例を含み、リーディー委員長は「年間で2千近い処分が多くの競技から出るドーピング違反は現代でも、まだ大きな脅威になっている」と指摘した。

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