照ノ富士 蜂窩織炎で休養「本場所は全然、大丈夫です」

[ 2015年6月18日 05:30 ]

右ふくらはぎの炎症のため、伊勢ケ浜部屋合宿の稽古を休んだ照ノ富士

 大相撲の新大関・照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)が17日、化膿性の炎症を引き起こす蜂窩(ほうか)織炎で稽古を休んだ。13日から大阪府堺市で所属部屋の合宿に参加し、連日40番の申し合いをこなすなど精力的に動いていた。しかし、16日朝から発熱。右下腿の腫れなどの症状が出たという。この日は病院で5日間の加療が必要と診断され、点滴治療を受けた。20日に石川県小松市で開催される巡業は参加する予定だ。

 「(合宿参加前から右足は)むくんでいた。でも巡業は大丈夫だと思います。稽古はどうか分からないけど。本場所は全然、大丈夫です。しっかり治します」。当面は体力回復に努める。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は昇進による多忙が原因と分析した。「取材疲れじゃないかな。夏場所が終わってから毎日だもん」と報道陣をけん制し、愛弟子をかばった。「経験がなくて慣れてないから疲れる。早く番付は上がったけど体がついてきてない。でも名古屋に入れば落ち着くでしょう」。スピード昇進ゆえのアクシデントも乗り越え、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)での活躍を期待した。

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2015年6月18日のニュース