真央、最大目標は世界選手権 GP中国杯&NHK杯から4度目女王へ

[ 2015年6月16日 07:45 ]

フィギュアスケートの浅田真央

 1年の休養を経て、現役続行を表明したフィギュアスケート女子の浅田真央(24=中京大)が、15~16年シーズンの最大目標を世界選手権(16年3月28日開幕、米マサチューセッツ州ボストン)に据えていることが15日、分かった。今秋のグランプリ(GP)シリーズは、第3戦の中国杯(11月6~8日、北京)と第6戦のNHK杯(11月27~29日、長野)に参戦が決定。GPなどで実戦感覚を取り戻し、日本最多4度目の世界一へ突き進む。

 世界のトップが集う大舞台が、やはりターゲットにはふさわしい。5月18日の現役続行会見時も、その後のイベントでも具体的な試合に言及しなかった浅田だが、15~16年シーズンの最大目標が判明。佐藤信夫コーチ(73)が「彼女ほどの選手ですから復帰する以上はそこを目指すのは当然でしょう」と明かした。「そこ」が意味するのは、16年3月28日に開幕する世界選手権だ。

 この日、国際連盟(ISU)は10月下旬に始まるGPシリーズの出場選手を発表。浅田は中国杯で昨季の世界選手権銅メダルのエレーナ・ラジオノワ(16=ロシア)、NHK杯では同選手権銀メダルの宮原知子(17=関大高)と激突する。GP参戦を決めたのも、世界選手権を見据えているから。佐藤コーチは「実戦感覚をつかんでいくには、試合をこなしていくしかない。試合が終われば反省して改善して、その繰り返しですよ」と説明した。

 休養していた浅田が世界選手権に出場するためにはISUが定める最低技術点を国際大会でクリアする必要がある。昨季はショートプログラム(SP)で20点、フリーで35点の技術点が設定されていたが、浅田ならGPを滑りきれば楽に超えられる数字だ。GP前には9月下旬の中部選手権(愛知)か、1週間後のジャパン・オープン(埼玉)で復帰し、年末の全日本選手権(北海道)で代表入りを狙う。

 浅田は現在、カナダで新プログラム作りを行っており、シーズンへの準備を着々と整えている。5月の会見で「まだ考えていない」と話したように、18年平(ピョン)昌(チャン)五輪は現時点で視界に映ってはいない。「どうなるか分からないわけですから。一年一年やって、その時に目指せるのであれば、目指せばいいんじゃないでしょうか」と佐藤コーチ。まずは世界選手権を見据え、国内外の大会で存在感をアピールする。

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