優作「コースに順応」3連続バーディー締めで日本勢最高4位

[ 2015年6月15日 05:30 ]

最終ラウンドを終え、ギャラリーの声援に応える宮里優作

男子ゴルフツアー シンハー・タイ・オープン最終日

(6月14日 タイ・パタヤ サイアムCC=7295ヤード、パー72)
 10位から出た宮里優作(34=フリー)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの275で日本勢最高の4位に入った。5位から逆転を狙った宮本勝昌(42=ハートンホテル)は75と崩れ、通算9アンダーの19位に終わった。2位から出た金庚泰(キム・キョンテ)(28=韓国)が65をマークし、通算21アンダーで12年以来3季ぶりとなる日本ツアー通算6勝目を挙げた。
【最終R成績】

 34歳の宮里優が終盤の頑張りで4位に入った。前半は1バーディー、1ボギーで折り返したが「(後半の)インで伸ばそうと考えていた」。その言葉通り、16番で4メートル、17番は3メートルのバーディーパットを沈め、最終18番は残り149ヤードの第2打を50センチにピタリとつけて3連続バーディーで締めくくった。

 この日も雷雲接近により約2時間の中断を強いられたが意に介さず、「このコースに順応できた」と満足そうだった。

 順位は日本勢最高だが、優勝した金庚泰とは8打の大差がついた。優勝争いに絡めなかった要因は72で56位だった初日の出遅れと指摘する。「調子が悪い状態でも、アンダーパーで回らないと駄目。また課題ができた」と総括し、コースを後にした。

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2015年6月15日のニュース