平昌冬季五輪 ビッグエアなど新種目 ジャンプ混合団体は見送り

[ 2015年6月9日 00:22 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は8日、スイスのローザンヌで理事会を開き、2018年平昌冬季五輪で実施する新種目にスノーボードのビッグエア、アルペンスキー混合団体、スピードスケートのマススタート、男女2人一組によるカーリングの混合ダブルスの採用を決めた。

 ジャンプ混合団体の採用は見送られ、スノーボードのパラレル回転は実施種目から除外された。

 若者に人気のビッグエアは大きなジャンプで回転技などを競う種目。テレビ視聴者を意識し、華やかさとスリルを追求する。アルペン混合団体は、1対1で滑る方式で男女各2レースが実施され、勝敗が決まる。

 大勢の選手が一斉に長距離を滑るマススタートは世界距離別選手権などで行われ、チーム戦術や駆け引きが求められる。カーリングの混合ダブルスは、男女混合種目を奨励するIOCの五輪改革に沿って採用された。(共同)

続きを表示

2015年6月9日のニュース