照ノ富士 大関昇進決定 平成生まれでは初「さらに上を目指して精進」

[ 2015年5月27日 08:51 ]

大関昇進が決まった照ノ富士

 日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月12日初日・愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東関脇照ノ富士(23)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の大関昇進を決めた。

 友綱理事(元関脇魁輝)と審判部の桐山委員(元小結黒瀬川)が伝達式で昇進を伝え、照ノ富士は「今後も心技体の充実に努め、さらに上を目指して精進致します」と口上を述べた。

 平成生まれでは初の大関となる。新大関の誕生は昨年名古屋場所後の豪栄道以来で、モンゴル出身力士では2012年春場所後の鶴竜以来5人目。北の湖理事長(元横綱)は「満場一致です。これからどのように育っていくのか楽しみ。気迫は十分にある。思い切りの良さがあるし、大関を守るのではなく、横綱に向けて気概を持って頑張ってほしい」と話した。

 照ノ富士は明るく、日本語も堪能でよくしゃべる。11日目の入場の際にファンに肩を触られて、怒りをあらわにするなど気が短い面もある。また、飲んだ後に筋トレするなど豪放さを持っている。性格は優等生タイプだった白鵬とは違い、やんちゃだった朝青龍に近い。

 相撲は天才型の朝青龍、万能型の白鵬、スピードの日馬富士、うまさのある鶴竜ともタイプが異なる。白鵬とは身長1メートル92で同じだが、体重は178キロで20キロ以上重い。さらに腕が長くて懐が深い。土俵際で粘れる下半身があり、12日目に稀勢の里を豪快に投げたようなパワーもある。四つに組んでしまえばめっぽう強い。師匠の伊勢ケ浜親方は「最近は腰が下りるようになってきた。でも、まだ基本しか教えていない」と話す。自分から仕掛ける攻撃の部分は未完成。スケールの大きさは白鵬以上だ。

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