ホッケー元代表監督の解任取り消し申し立て棄却

[ 2015年5月26日 05:30 ]

 日本スポーツ仲裁機構(JSAA)は、日本ホッケー協会から不当に解任されたとして取り消しを求めていた女子日本代表前監督の柳承辰氏の申し立てを棄却する裁定を下した。

 柳氏は昨年10月に成績不振を理由に監督解任され、取り消しを求めていた。7日にJSAAは理事会での承認を経ていないことを理由に日本協会に解任取り消しを命じたが、同協会は15日の理事会を経て再び解任。同日、柳氏は再び取り消しを求めていた。JSAAは成績不振による解任を「合理的な裁量を逸脱したとはいえない」と判断。ただ、協会のコミュニケーションのまずさなどを指摘し、申し立て費用の5万4000円は異例の折半となった。

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2015年5月26日のニュース