ウォリアーズ、ロケッツを1点差で下し2戦2勝

[ 2015年5月22日 15:23 ]

 NBAは21日、カリフォルニア州オークランドで西地区決勝の第2戦を行い、1位ウォリアーズが2位ロケッツを99―98(前半55―55)で下して2戦2勝。今季MVPのステフェン・カリー(27)は5本の3点シュートなどで33得点を挙げてチームを引っ張った。カリーは初戦でも34得点をマーク。ホームでの2戦でフィールドゴール成功率は60・5%、3点シュート成功率は50・0%という好成績を残した。

 試合は第2Qの4分17秒で17点をリードしながら大苦戦。99―96で迎えた第4Q残り40秒からのスローインでは、8秒以内にボールをフロントコートに運べず(バックコート・バイオレーション)、直後のプレーでドワイト・ハワード(29)にシュートを決められて1点差。さらに残り7秒、この日38得点10リバウンド9アシストを稼いだジェームズ・ハーデン(25)にリバウンドをキープされて防戦に回った。しかしカリーとクレイ・トンプソン(25)がダブルチームでハーデンの突進を阻止。最後はハーデンがドリブルをミスしてルーズボールとなり、そこで試合終了のブザーが鳴った。

 ウォリアーズは今季、途中で15点以上リードした試合は54戦全勝。その不敗記録が危うく消滅するところだったが、土壇場で“スプラッシュ・ブラザース”と呼ばれるカリーとトンプソンの両ガードがシュートではなく、ディフェンスでチームに貢献した。

 ウォリアーズはホームでは今季45勝3敗(プレーオフでは6勝1敗)。なお第3戦(23日)と第4戦(25日)はロケッツの地元ヒューストンで行われる。

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2015年5月22日のニュース