北島 五輪切符目指し“地球1周強化計画”で勝負強さ取り戻す

[ 2015年5月22日 05:30 ]

公式練習で笑顔を見せる北島(右)と瀬戸

 競泳のジャパン・オープンは22日、東京辰巳国際水泳場で開幕する。16年リオデジャネイロ五輪を目指し現役続行を決めた北島康介(32=日本コカ・コーラ)は男子100メートル平泳ぎに出場。21日は会場で調整し「試合本番で出し切る能力が以前に比べて落ちている気がする。連戦することで、もう一回、地力をつけられたら」と試合勘を養うため、8月まで最多7戦に臨む計画を明かした。

 五輪最後のチャンスといえる来年4月の日本選手権を見据え、地球1周の強化策でかつての輝きを取り戻す。今大会を終え、6月の欧州GPで3大会、その後は米国に渡り、カリフォルニアで2試合に臨み、帰国後は日本実業団大会(8月1日開幕、鹿児島)に出る可能性も示唆した。

 8月中旬には世界選手権を終えた平井コーチと合流予定。「モチベーションは例年になくいい。世界選手権に出られない以上、自分の力を試せたら」。レジェンドがついに本気になった。

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