内村　ＮＨＫ杯Ｖ７へ「まずは６種目やり切ること」

　体操の世界選手権（１０～１１月・英グラスゴー）代表選考会を兼ねて１７日に開催されるＮＨＫ杯の公式練習が１５日、東京・国立代々木競技場で行われ、大会７連覇を目指す男子の内村航平（コナミスポーツク）は「すごくよく動けていた。まずは６種目やり切ることを目標に頑張りたい」と落ち着いた表情で語った。

　４月に行われた全日本選手権２日間の得点の半分を持ち点に今大会との合計で順位を決め、男子は既に代表入りした内村を除く上位２人、女子は上位５人が切符を手にする。全日本２位の田中佑典（コナミスポーツク）は「順位をキープして代表入りを決めたい」、同３位の加藤凌平（順大）は「少しでもいい順位を目指して頑張っていく」と意気込んだ。

　女子で全日本覇者の寺本明日香（中京大）は跳馬の難度を上げる予定で「攻めた体操をしたい」と誓った。