東京五輪追加種目 6・22第1次選考結果発表 野球など有利に

[ 2015年5月12日 05:30 ]

 東京五輪パラリンピック組織委員会は、20年大会の追加提案種目の選考について都内で説明会を開いた。組織委は応募可能とする33の国際競技団体(IF)に今月8日、第1次選考の応募用紙を送付済み。6月7、8日に開かれる国際オリンピック委員会(IOC)理事会で承認される「評価基準」などと照らし合わせ絞り込み、選考結果を同22日に発表する。第2次選考では対象IFと面談を行い、9月末までにIOCに提案種目を提出する。

 一方、主要原則とした3項目には「日本での機運を高め」と明記。組織委関係者は追加種目について「310種目、1万500人」という五輪憲章の範囲外であるとの認識もあらためて示し、野球やソフトボール、空手など日本国内で人気がある種目が有利であることも浮き彫りとなった。

 ▽応募用紙が送付された33の競技 水中スポーツ、スポーツブール、滑空、自動車、チェス、オートバイ、ポロ、ペロータ、ローラースポーツ、クリケット、アメリカンフットボール、フロアボール、相撲、スポーツクライミング、コーフボール、ライフセービング、ネットボール、オリエンテーリング、ラケットボール、サーフィン、武術、水上スキー、綱引き、山岳、パワーボート、ボウリング、ブリッジ、野球・ソフトボール、ビリヤード、ダンススポーツ、フライングディスク、空手、スカッシュ

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2015年5月12日のニュース