石川 2日連続69で首位と3差11位「とにかく必死」 松山は40位

[ 2015年5月10日 07:55 ]

5番ホールでバーディーを奪い笑顔の石川(AP)

 米男子ゴルフ、プレーヤーズ選手権は9日、米フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(7215ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われ、13位から出た初出場の石川遼(23=CASIO)は5バーディー、2ボギーと2日連続の69をマークし、通算7アンダーで首位と3打差の11位に順位を上げた。首位は10アンダーのクリス・カーク(30=米国)。

 前半3バーディーの石川は、後半に入っても10番で7メートルのバーディーパットを沈め8アンダーとし、一時はトップに並ぶ快進撃。その後13、16番で短いパーパットを外してボギーとしたが、18番で4メートルのバーディーパットを沈め7アンダーとした。

 石川はホールアウト後「きょうはすごいギャラリーで緊張しました。必死にやっています」と顔を上気させながらも「18番のセカンドショットで、ようやく思った通りのショットを打てた。最後のバーディーはあしたに向けていい終わり方ができた」と語った。

 27位から出た松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72で、3アンダーとし40位。

 1番でバーディーを奪ったが、5、7番でボギー。後半に入り10、16番でバーディーを奪ったものの、18番でボギーを叩き、スコアを伸ばせず。「うまく波に乗れない感じですね。いいショットと悪いショットの差が出ている。まだ迷いながらやっているところがある。上と大分差が開いてしまいましたが、一つでも上に行けるように頑張りたい」と巻き返しを誓っていた。

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