倉本 圧巻10バーディーで首位発進 レジェンド・チャリティー

[ 2015年5月10日 05:30 ]

 プロゴルファー青木功(72=フリー)、王貞治ソフトバンク球団会長(74)、ミュージシャン日野皓正(72)が発起人となっているゴルフのレジェンド・チャリティー・プロアマが9日、千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部(パー72)で行われた。競技はプロ、アマの部に分かれ、プロ部門では昨年優勝の倉本昌弘(59=フリー)が10アンダー、62でトップに立った。

 昨年優勝の倉本がボギーなしの10バーディーと圧巻のゴルフを見せた。同じ組で回った元プロ野球広島の前田智徳氏も「いい思い出になりました」と脱帽。昨年のシニア賞金王の貫禄を見せた。「この大会は出ることが第一。難病の子や被災地の方の助けになればうれしい」と語った日本プロゴルフ協会会長は、プロがキャディーを務めてプロの夫人が競う「ワイブスコンペ」にも参加し大会を盛り上げた。

 ≪青木、エージシュート惜しい≫昨年は膝の故障でプロの部を欠場したホストの青木が2年ぶりに出場し、惜しくもエージシュートに届かなかった。7年連続出場のタレント・岩城滉一とラウンドし、7番でOBを出したものの、4バーディーを奪い17番までイーブン。72で回ればシニア開幕戦に続くエージシュートだったが、最終ホールはバンカーから寄らず1打届かなかった。さすがに「エージシュートより、アンダーでは回りたかったな」と悔しそう。それでも「本来のゴルフではないけど、バーディーが取れるのはいい。これからが楽しみ」と復活への手応えを語った。

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2015年5月10日のニュース