錦織 決勝進出ならず…マリーにストレート負け「ミスが多すぎた」

[ 2015年5月10日 04:50 ]

マリーとの準決勝、表情を曇らせる錦織(AP)

 男子テニスのマドリード・オープンは9日(日本時間10日)、マドリードで行われ、世界ランキング5位の第4シード、錦織圭(25=日清食品)は準決勝で第2シードの世界3位のアンディ・マリー(27=英国)に3―6、4―6で敗れ2年連続の決勝進出はならなかった。

 両者はこれまで4回対戦しており、1勝3敗。だが、最近の対戦となった2014年11月のATPツアー・ファイナルの初戦で6―4、6―4のストレート勝ちをしていた。

 第1セットは錦織のサーブで始まり、ともにサービスキープの滑り出し。第6ゲームで錦織がブレークの好機を迎えるがマリーが踏ん張ってキープした。直後の第7ゲームでマリーがブレークして優位に立つと、キープの後第9ゲームもブレークして6―3で先取した。

 第2セットはマりーのサーブで始まり、第3ゲームで錦織がようやくブレークするが、第4ゲームでブレークバックされる展開。その後は互いにサービスキープを続けたが4―5で迎えた第10ゲーム、最後はショットがネットにかかりブレークを許してしまった。。試合時間は1時間37分だった。

 準決勝のもう1試合は3連覇を狙う世界4位の第3シード、ラファエル・ナダル(28=スペイン)がトマシュ・ベルディヒ(29=チェコ)を下しており、7年ぶりに決勝に進出したマリーと顔を合わせることになる。

 ▼錦織圭の話 サーブにうまく対応できず、特に第2セットは攻めようと思ったけど、ミスが多すぎた。相手のディフェンスも良く、決めきれなかった。4連戦で体というよりは頭が疲れていた。リセットして気持ちを切り替えたい。

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