桐生 世界リレー大会で銅も次は国内で「いい結果を出したい」

[ 2015年5月7日 05:30 ]

陸上の世界リレー大会で獲得したメダルを掲げる(左から)桐生祥秀、藤光謙司、谷口耕太郎、大瀬戸一馬

 陸上の世界リレー大会(バハマ・ナッソー)男子400メートルリレーで銅メダルを獲得し、16年リオデジャネイロ五輪の出場権を得た日本代表が6日、成田空港着の航空機で帰国した。

 3走でチームに貢献した桐生祥秀(19=東洋大)は「メダルも獲れたんで、いい遠征になった」と振り返り100、200、400メートルリレーにエントリーしている次戦の関東学生対校選手権(14日開幕、横浜)に向け、「国内でいい結果が残せていないので、いい結果を出したい」と気合を入れた。

 3月のテキサス・リレー男子100メートルでは3・3メートルの追い風参考ながら9秒87をマークしたが4月の織田記念国際は10秒40に終わった。「(海外に)慣れてしまうと、雰囲気が物足りない」と国内では集中をMAXに高めるのが難しい。だが、関東学生対校は各大学が応援合戦を繰り広げ、他の国内大会とは違う独特の雰囲気がある。昨年は同大会で10秒05の自己2番目のタイムで圧勝しただけに、今年も期待十分。日本初の公認9秒台へ熱い声援が桐生の背中を押す。

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2015年5月7日のニュース