「嵐」櫻井翔の弟・慶大SH修 気合タックルも無念の負傷交代

[ 2015年5月7日 05:30 ]

<慶大・大東大>大学公式戦初先発で、後半に自らボールを持って前進する慶大SH桜井修

 関東大学ラグビーの春季大会は6日、Bグループの1試合が行われ、慶大が33―21で山梨学院大を下し、2戦2勝とした。慶大はアイドルグループ「嵐」のメンバー櫻井翔(33)の弟でSHの桜井修(3年)が大学公式戦初先発。チームを白星に導く活躍を見せたが、左足首付近を負傷して後半19分に交代した。

 後半、左足を引きずりながらも、慶大・桜井はグラウンドに立ち続けた。同19分に退き、試合後は他の選手に背負われてグラウンドを後にするほどの負傷。入学3年目で初の先発機会を死に物狂いで全うする意思を見せた。この日も本人の取材対応はなかったが金沢篤ヘッドコーチは「プレッシャーを受けたが、いい経験になったと思う」と評価。前半には116キロの相手No・8トコキオを倒すなど慶大伝統の魂のタックルも披露した。指揮官が「選手層を厚くしたい」という中で少しずつ存在感を増している。

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2015年5月7日のニュース