片山「どえりゃー」65 7位浮上!!腰痛何の6バーディー

[ 2015年5月2日 05:30 ]

16番でバーディーを決めた片山

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第2日

(5月1日 愛知県東郷町 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70)
 41位から出た片山晋呉(42=イーグルポイントGC)が9番からの4連続を含む6バーディー、1ボギーの65をマークし、通算3アンダーの137で7位に浮上した。腰痛を抱える中、過去2勝と相性の良いコースで気を吐いた。67の李京勲(23=韓国)が通算8アンダーで首位を守った。2打差の2位に66で回った手嶋多一(46=ミズノ)が続いた。
【第2R成績】

 手負いの片山がじわりと浮上した。腰痛の影響で満足な動きができないながらも終わってみればこの日ベストスコアの65。「腰はどえりゃー痛いけど、(スコアは)どえりゃー出た」とご機嫌な名古屋弁も飛び出した。

 4番パー3は7Iでもう少しでホールインワンというショットを披露し、観衆を沸かせた。9番で3メートルを沈めると、10番で5メートル、11番で30センチ、12番で5メートルをねじ込んで4連続バーディーと見せ場をつくりまくった。片山自身は「攻め方だけで乗り切れた」と言うが、キャディーを務めたプロコーチの江連忠氏は「マネジメントが凄い。頭が良いし、今の自分の状態をよく分かっている」と舌を巻いた。

 オフに女子の飯島茜らと宮崎で合宿を行い「若い子たちと一緒に頑張りすぎちゃった」と4月上旬に腰を痛めた。当初は歩けないほどで開幕戦は欠場したが、飯島やアドバイスを送った笠りつ子は今季の女子ツアーで優勝。「みんなが活躍してくれるのはうれしい」と“師匠”として刺激を受けた。今大会は04、06年に優勝し、過去17回の出場で予選落ちなしと好相性。「3日目にうまくいけたら(最終日は)死ぬ気でいく」と3度目の王冠へギアを上げる。

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2015年5月2日のニュース