チームジャパンが「アメリカズカップ」参戦 2000年以来の挑戦

[ 2015年4月30日 10:00 ]

第35回「アメリカズ・カップ」への参戦を発表した(左から)ソフトバンク ブランド推進室・栗坂達郎室長、日本セーリング連盟・河野博文会長、、チーム・ジャパンの早福和彦総監督、関西ヨットクラブ・渡邊浩理事長

 日本セーリング連盟は30日、東京都内で会見し、世界最高峰のヨットレース「第35回アメリカズカップ」に日本から「チームジャパン」が挑戦すると発表した。2000年まで3大会連続で挑戦した「ニッポンチャレンジ」以来の参戦となる。

 「チームジャパン」は日本最古のヨット基地として歴史と伝統を誇る関西ヨットクラブの協力で構成。ソフトバンクがサポートし、総監督には「ニッポンチャレンジ」のクルーとして2大会に挑戦した後、海外チームの一員としてもアメリカ杯に挑んだ早福和彦氏(49)が就任する。

 早川氏は「15年ぶりの挑戦で、再挑戦できることをうれしく思います。日本全国から強靭なクルーを発掘し、世界最強のチームを築いていきます。我々の目標はナンバー1です」と意気込みを語った。

 2017年に英領バミューダ諸島で行われる大会は、2度総当たりの1次リーグで上位4チームがトーナメント方式の準決勝に進み、勝ち残った1チームがアメリカ杯を懸けて前回覇者のオラクル(米国)と戦う。日本勢は92年から2000年まで3大会連続で「ニッポンチャレンジ」が挑戦したが、資金難により挑戦が途絶えていた。

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2015年4月30日のニュース