羽生「パーソナルベストを」 公式練習で動きに切れ 

[ 2015年4月15日 19:37 ]

フィギュアスケート国別対抗戦の公式練習で力強い演技を披露する羽生

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦に出場する日本代表選手が開幕前日の15日、東京都内で記者会見し、男子で初出場の羽生結弦(ANA)は「パーソナルベスト(自己最高得点)、絶対に勝てるパフォーマンスをしなければいけない。実績から僕が一番期待されると思うので(チームを)引っ張る演技をしたい」と意気込みを語った。

 羽生は東京・国立代々木競技場での公式練習で2種類の4回転ジャンプに成功するなど動きに切れがあった。2連覇を目指した3月の世界選手権は2位に終わったが、今季最終戦に向けて仕上がりの良さを印象付け「(捻挫していた)足首は良くなっているし、いい状態で臨める」と自信を示した。

 女子で世界選手権銀メダルの宮原知子(大阪・関大高)や村上佳菜子(中京大)、男子の無良崇人(HIROTA)も調整し、主将の無良は「チームとして表彰台のてっぺんに立てるよう全力で頑張りたい」と話した。

 6カ国が出場し、男女各2人とペア、アイスダンス各1組の順位点合計で争う。日本は2連覇が懸かった2年前の前回大会で3位だった。

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2015年4月15日のニュース