香生子 ハギトモ以来13年ぶり4冠も日本新お預け悔しさ半分

[ 2015年4月13日 05:30 ]

笑顔で並ぶ3位の今井(右)と1位の渡部

競泳日本選手権最終日

(4月12日 東京辰巳国際水泳場)
 13年ぶりの快挙にも、満足感半分、悔しさ半分。今や渡部は、その高みにいる。02年の萩原智子以来、女子では史上2人目の4冠達成も、インタビューでは息を切らしながら「タイムには納得できないが4冠はうれしい。でも目標は日本新だった。悔しさは夏にぶつけたい」とまくし立てた。

 最終レースで全てを振り絞った。女子200メートル平泳ぎはスタートから飛ばし、150メートル通過時で日本記録ペース。高まる場内の歓声に押されてタッチ板に飛び込んだが、わずか0秒18届かず。竹村吉昭コーチも「前半から突っ込む計画だった。その分、最後はきつかったと思う」と死力を尽くした愛弟子をおもんぱかった。

 今大会は昨年から2日多い6日間の競技日程で行われ、全6日間でレースをこなした。「気持ちの切り替えは得意」という渡部にとっても、未体験の6日間で精神状態はギリギリ。「(これまでの大会で)一番気持ちがつらかった」とまで言ったが、それを乗り越え結果を出したことは大きい。夏の世界選手権、そして来年のリオ五輪へ「強くなれたと思う」と言った競泳界のヒロインが、また一段、階段を上った。

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