エディーJ 8・15強化試合は世界選抜戦、フルメンバーで挑む

[ 2015年4月9日 05:30 ]

 日本ラグビー協会は8月15日に日本代表が行う強化試合の対戦相手が、世界選抜に決まったと発表した。試合はキャップ対象外で「リポビタンDチャレンジカップ2015」として東京・秩父宮ラグビー場で行われる。現在、代表合宿を行っている宮崎県内で取材に応じたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「強いチームで来てくれることを願う。(W杯初戦の)南アフリカを想定できれば理想的」と話した。

 世界選抜は超一流選手を集めて不定期に結成する選抜チームで、日本からも大八木淳史氏、吉田義人氏らが選出されたことがある。日本戦前の7月11日には、南アフリカ代表との対戦も決定済み。力関係を測る格好の相手で、ジョーンズ・ヘッドコーチは南アフリカ戦の先発構想メンバーの出場が「濃厚です」と明言。「仮想・南ア」相手にフルメンバーをぶつけることを示唆した。

 ≪福岡は強敵歓迎≫世界選抜との対戦が決まったことに、WTB福岡(筑波大)は「凄い選手と対戦できる。W杯へ自信をつなげられたらいい」と話した。3日目を迎えた合宿では、世界的なスピード強化の権威として知られるフラン・ボッシュ氏の指導を受け、長所を伸ばすトレーニングを積んでいる。昨季は足の故障が続いたため、ジョーンズ・ヘッドコーチは春季の試合には出場させない方針。福岡も「去年は(ケガで)時間を無駄にしてしまったので、今年はそれがないようにしたい」と話した。

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2015年4月9日のニュース