宮里藍　６８の好スコアで１打差２位発進「理想の精神状態」

６８４アンダーの好スコアで初日を終えた宮里藍（ＡＰ）

　女子ゴルフのメジャー第１戦、ＡＮＡインスピレーションは２日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズＣＣ（パー７２）で第１ラウンドが行われ、宮里藍が１イーグル、３バーディー、１ボギーの４アンダーで、首位と１打差２位と好発進した。

　インの１０番からスタートした宮里は、１１番パー５でイーグル。１３番でボギーを叩いたが、１８番、アウトに入っても２番、３番でバーディーを奪った。

　上原彩子は３バーディー、３ボギーの７２で２６位、横峯さくらは４バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの７３で３９位、宮里美香は４バーディー、４ボギー、１ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで７４の５１位、野村敏京は４ボギーの７６と崩れ８５位だった。

　首位は５バーディー、ノーボギーの６７で５アンダーとしたモーガン・プレッセル（米国）。メジャー初優勝を狙う世界ランキング１位のリディア・コ（ニュージーランド）は７１で１０位タイ。

　▼宮里藍の話　いいスタートが切れたことは間違いない。ここ数週間ずっとこういう感じで回れていた。それをまた体現できた。理想の精神状態でできたと思う。２日目も地に足をつけてプレーしたい。

　▼上原彩子の話　前半はいい流れだったのに、後半は３パットが２回。流れを切らせてしまったのがもったいなかった。ロングパットの距離感が大事。もっとグリーンのスピードを感じてプレーしたい。

　▼横峯さくらの話　イーブンパーで回れたらいいと思っていたので、まずまずのスタートだったんじゃないかと思う。風が吹いたりやんだりで少し難しかった。自分のプレーはできなかった。２日目はしっかり耐えるゴルフをしたい。

　▼野村敏京の話　序盤は風がかなり吹いて難しかった。ティーショットのミスで、深いラフに入れてしまった。惜しいバーディーパットが入らなかったので、２日目はそれを入れてアンダーパーで終わりたい。

　▼宮里美香の話　バーディーの後にボギーがきてしまった。後半はフラストレーションのたまるラウンドだった。（５番の）ダブルボギーが痛かった。メジャーは簡単には戦わせてくれない。