羽生 フィギュア国別対抗戦出場決定!最高の演技で締める

[ 2015年3月31日 12:10 ]

「世界フィギュアスケート 国別対抗戦2015」男子シングルスの代表に選ばれた羽生結弦
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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月16日開幕、東京・国立代々木競技場)の日本代表が31日、都内で発表され、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)らが名を連ねた。

 羽生は昨年末に腹部を手術し、練習再開後には右足首を捻挫。中国・上海で開催された世界選手権では日本初の連覇を狙ったが、銀メダルに終わった。コンディションは万全ではないため、前日(30日)の帰国の際には「出るなら頑張るし、出ないなら来季へしっかり回復に努めたい」と話していた。

 羽生は12年大会を右足首捻挫で辞退、13年大会は左膝痛で代表から外れており、今年が初出場。アクシデント続きだった今季、最高の演技で締めくくる。羽生は発表会見で「それぞれ全力で滑ることで(優勝に)貢献できるようにしたい。しっかり練習して、強くなりたい」と決意を語った。世界選手権で2位だったことが出場を決めた大きな理由だったといい、「(2位は)自分の中では負けたイメージ。あのままでは終わりたくない。悔しい思いを思いっきりぶつけたい」と力を込めた。

 男子は無良崇人(24=HIROTA)、女子は村上佳菜子(20=中京大)、宮原知子(17=関大高)が代表に選出された。ペアでソチ五輪に出た高橋成美、木原龍一組(木下ク)がパートナーを解消、国別対抗戦には出場しないことも発表された。このためペアは古賀亜美(16=オリオンク)フランシス・ブドローオデ(21=カナダ)組を、アイスダンスはキャシー・リード(27)、クリス・リード組(25=木下ク)を選出した。

 大会には日本のほか、ロシア、米国、カナダ、フランス、中国が参加。団体戦は昨年のソチ五輪で初めて実施された。

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