羽生 国別対抗戦出場は“ハーフハーフ” 31日に最終決断

[ 2015年3月31日 05:30 ]

上海から帰国した羽生

 出場の可能性はハーフハーフ?!フィギュアスケート世界選手権(上海)男子で銀メダルを獲得した羽生結弦(20=ANA)が30日、羽田空港着の航空機で帰国した。団体で争われる世界国別対抗戦(4月16日開幕、代々木競技場)は、31日に代表選手が発表されるが「出るなら頑張るし、出ないなら来季へしっかり回復に努めたいと思います」と当日に最終判断を下すことを明かした。

 世界選手権ではフリーで2度の4回転ジャンプを失敗し、銀メダルにとどまった。昨年12月に尿膜管遺残症の手術を受け、約1カ月半も練習できず。練習復帰後も右足首を捻挫するなど、本人は否定するが影響が出たことは事実だ。日本人トップとして代表入りが既定路線だが、来季に備えて早めのオフに入る選択肢もある。羽生も「足の状態を見てという感じ。でも今は凄く悔しい気持ちはあるので、かなり(出場する)モチベーションは高くなっている」と悩める胸中を明かした。

 今後やりたいことを問われると「応援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と答えた。その思いを再びリンク上から伝えられるか、31日に結論が出る。

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2015年3月31日のニュース