照ノ富士、春巡業で大声援「早く大関に上がりたい」

[ 2015年3月30日 05:30 ]

伊勢神宮で奉納土俵入りを披露する横綱日馬富士。左は太刀持ちの関脇照ノ富士

 大相撲の春巡業が三重県伊勢市の伊勢神宮で始まり、春場所で横綱・白鵬と優勝を争った照ノ富士(23=伊勢ケ浜部屋)が大歓声を浴びた。

 夏場所で14勝や優勝など好成績を残せば大関昇進の可能性もあり「自信があるから頑張れる。早く(大関へ)上がりたい」と一気に番付を駆け上がる意気込みだ。白鵬は「もう若手じゃない」と実力を認め、尾車巡業部長(元大関・琴風)は「巡業が他の力士には照ノ富士を研究する絶好の機会。本人には力をつけるための大事な機会」と指摘。この日の幕内トーナメントは白鵬が待っていた2回戦を前に豪風に寄り切られて1回戦で敗れたが、さらなる成長が期待される。

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2015年3月30日のニュース