山口茜、大学進学「考えていない」 リオ五輪に向け競技に集中

[ 2015年3月29日 06:40 ]

大学進学しない意向であることが分かった山口茜

 バドミントン女子シングルスのホープで世界ランク13位の山口茜(17=福井・勝山高)が大学に進学しない意向であることが28日、分かった。進学について「今のところ考えていない」と話しており、来年のリオデジャネイロ五輪に向けて競技に集中する。

 山口は16歳だった13年9月のヨネックス・オープン・ジャパンでスーパーシリーズ最年少優勝を飾り、20年東京五輪の星として一躍脚光を浴びた。さらに昨年12月の全日本総合選手権を初制覇、スーパーシリーズの年間上位8人で競うファイナルでも格上相手に金星を挙げ3位に入り、リオデジャネイロ五輪の表彰台を狙える位置まで成長した。五輪イヤーの16年は高校を卒業して新たな環境で迎える。実業団など社会人としてメダルを狙うことになりそうだ。

 5月には五輪出場権を争うレースが始まる。「まだ経験したことがないので分からないが一戦一戦頑張りたい」と山口。日本バドミントン界シングルス初のメダルに向け、シャトルだけを追い続けていく。

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2015年3月29日のニュース