さくら満開!今季初の予選突破 藍「時間の問題だと思っていた」

[ 2015年3月29日 05:30 ]

第2ラウンド、1番でバーディーパットを決め、声援に応える横峯さくら

USLPGAツアー起亜クラシック第2日

(3月27日 米カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 横峯さくら(29=エプソン)が67をマークし、通算8アンダーで17位から5位に浮上。米ツアーに本格参戦した今季初めて予選を通過した。宮里藍(29=サントリー)と宮里美香(25=NTTぷらら)はともに73で回り通算1アンダーの59位。上原彩子(31=モスフードサービス)は通算イーブンパー、野村敏京(22=フリー)は通算2オーバーで予選落ち。通算10アンダーで李ミリム(24=韓国)ら2人が首位に並んだ。

 横峯がトンネルを抜け出した。今季自己ベストの67をマークして出場4戦目で初の予選通過。「自分のプレーができたかなと思う。あと2日間プレーできるのは凄くうれしい。予選を通ったことは自信になる」と安どの表情で話した。

 好調のショットを軸にスコアを伸ばした。出だしの1番で2メートルに乗せてバーディー発進。8番で2・5メートル、9番で7メートルをねじ込むと「前半が終わったところで(予選)カットラインは気にしなくなった」と11番まで4連続バーディー。18ホールの合計パット数は25で、グリーン上でも本来の力を取り戻した。アマチュア時代からしのぎを削ってきた宮里は「時間の問題だと思っていた。実力は申し分ないし、全然サプライズじゃない」と横峯の奮闘を当然視した。

 今大会で上位に入れば、来週のメジャー第1戦ANAインスピレーション(4月2日開幕、カリフォルニア州)の出場権を手にできる。「ショットの状態は悪くないし、あとはロングパットの距離感だけ。しっかり優勝争いに加わりたい」と意気込んだ。

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2015年3月29日のニュース