松山、21位「ショットは明るい兆し」もパットは…

[ 2015年3月24日 05:30 ]

最終ラウンド、17番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山

USPGAツアー アーノルド・パーマー招待最終日

(3月22日 米フロリダ州オーランド ベイヒルクラブ&ロッジ=7419ヤード、パー72)
 53位から出た松山英樹(23=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、通算8アンダー、280の21位で終えた。17位から出た石川遼(23=CASIO)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算5アンダーの43位。3位から出た昨年優勝のマット・エブリー(31=米国)が66で回り、通算19アンダーで連覇を達成した。

 松山はショットを軸にスコアを伸ばして締めくくり「ショットは明るい兆しが出てきて、ちょっとずつ自信を持って打てるようになってきた」と好感触を口にした。

 この日フェアウエーを外したのは1度だけ。第2打以降を簡単にしてチャンスを量産した。5番は残り159ヤードを2メートルにつけてバーディー、10番も2メートルとピンに絡めてじわじわと順位を上げた。

 しかし、グリーン上の精度に関しては満足していない。17番では「奇跡の一打」という10メートルのロングパットをねじ込んでバーディーとしたが「(パットは)まだまだ先が見えない」と厳しい。

 今後は2週間、調整と休養に努めてマスターズ(4月9日開幕、米ジョージア州)に挑む。「左手の状態も良くなってきているのでしっかり練習したい」と力を込めていた。

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2015年3月24日のニュース