安美錦、古傷痛め休場…右膝靱帯断裂などで1カ月の安静加療

[ 2015年3月18日 16:17 ]

 大相撲の東前頭6枚目、安美錦(36)=本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=は春場所11日目の18日、日本相撲協会に「右膝の前十字靱帯断裂、内側側副靱帯損傷、半月板損傷で1カ月の安静加療を要する」との診断書を提出し、休場した。10日目の徳勝龍戦で負傷した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、場所後の春巡業も参加しない。

 右膝は2004年名古屋場所で痛めた古傷で、休場は13年秋場所以来6度目。11日目の対戦相手、栃煌山は不戦勝。伊勢ケ浜親方は手術の可能性について「炎症が治まった後、どこまでの運動量をこなせるかによって確かめたい」と述べた。

 安美錦は初日から7連勝するなど好調で、10日目まで8勝2敗だった。今場所の十両以上の休場者は、8日目だけ休んだ幕内琴勇輝を含めて6人目。

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2015年3月18日のニュース