羽生 世界選手権V2へ強化部長「少しずつ練習量増やしている」

[ 2015年3月18日 14:32 ]

羽生結弦

 手負いのプリンスがV2に挑む。フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストで25日開幕の世界選手権(中国・上海)連覇がかかる羽生結弦(20=ANA)の状態について、日本連盟の小林フィギュア強化部長は18日、「(1月末の)右足首の捻挫があり、調子は万全ではないが、少しずつ練習量も増やして、最終調整を行っている」と説明した。

 羽生は昨年末に尿膜管遺残症の診断を受け、腹部を手術。今年に入って練習を再開したものの、1月末に右足首を捻挫していた。故障がなければ拠点のカナダ・トロントで練習を積む予定だったが、トロントには渡らず本番まで国内で調整する。

 4回転ジャンプを既に跳んでいるかなど、練習内容について小林強化部長は一切、明かさず。その意図について、「ストレスやプレッシャーに押しつぶされないよう、守ってあげたい」と話した。

続きを表示

2015年3月18日のニュース