愛、ストライキにも動じない！？「思い出に残る楽しい大会になる」

ドイツ・オープンに向けて意気込む卓球女子の福原愛

　卓球女子の福原愛（ＡＮＡ）がドイツ、スペインでの２連戦に向けて、羽田発の航空機で出発した。

　腰痛で約３カ月ぶりの実戦復帰となったアジア杯（インド）では４位に入り「痛みなく思い切りプレーできて嬉しかった。負けた試合でも次はこうすれば勝てると自信をつけられた」と手応え。世界選手権（４月２６日開幕、中国・蘇州）に向けて「２大会で１００％にしないといけない」と気合を入れた。

　ただ、１８日はルフトハンザ航空のパイロット組合によるストライキが予定されており、国内線の運行は難しいとみられ、会場のブレーメンにたどり着けるかは不明。しかし、海外遠征に慣れている福原は「不安だけど、アクシデントがあった方が思い出に残る楽しい大会になる」とプラス思考。「音楽隊が迎えに来てくれないかな～ブレーメンだけに」と笑い飛ばす余裕を見せていた。