森組織委会長が豊田社長を後任に指名?「私に何かあったら…」

[ 2015年3月13日 22:25 ]

「TOPプログラム」の契約締結を発表し、記者の質問に答えるトヨタ自動車の豊田章男社長。右はIOCのバッハ会長

 トヨタ自動車と国際オリンピック委員会(IOC)の契約が発表された記者会見に同席した2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が“後任候補”に同社の豊田章男社長を指名した。当初、豊田社長を組織委会長に推したものの50代という若さを理由に固辞されたことを明らかにし「本当の会長は豊田さん。もしも私に何かあったら、きっと代わりに務めてくれる」と冗談交じりに語った。

 豊田社長は組織委副会長を務めている。森会長は契約締結を歓迎し「(同社長が)他社の車で五輪会場に入らなければならないという屈辱的なことも解消した」と言って笑いを誘った。

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2015年3月13日のニュース