前田「まだ実感が湧かない」多数の祝福メッセージも「脚が痛い」

　名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代８位の好記録で日本勢最高３位になった２３歳の前田彩里（ダイハツ）がレースから一夜明けた９日、名古屋市内で取材に応じ「まだ実感が湧かない。（転倒の影響で）体が痛い、脚が痛いというか、いまの気持ちはそればかり」と明るい表情で話した。

　序盤に交錯して倒れて左膝などを強打したが、力走。ヒロインとなった前田に祝福のメッセージが約２００件届いたという。

　世界選手権（８月・北京）の代表入りを決定的とした。日本代表として走ることに「まだイメージできてない」と率直に話し「今は休みたい。ネイルサロンに行って買い物もしたい」と笑った。負傷した箇所は、９日にも病院で精密検査を受ける。