松山4オーバー40位 伸ばせそうで伸びず「ストレスたまる」

[ 2015年3月9日 05:30 ]

第3ラウンド、6番でバンカーショットを放つ松山英樹。通算4オーバーで40位となった

世界選手権シリーズ キャデラック選手権第3日

(3月7日 米フロリダ州ドラル トランプナショナル・ドラル=7528ヤード、パー72)
 41位で出た松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず、通算4オーバーの40位となった。73で回った小田孔明(36=フリー)は通算9オーバーで63位、藤田寛之(45=葛城GC)は78で通算20オーバーの73位だった。J・B・ホームズ(32=米国)が通算11アンダーで首位を守った。

 伸ばせそうで伸ばせない展開だった。72でホールアウトした松山は「パットが入らなかった。ラインが少しずつ違っている。ボール1個もいかないところで入らない」と首をひねった。

 16番パー4ではバンカーからの第2打がピンに当たって30センチに止まり、楽々バーディー。続く17番パー4でも1・5メートルにつけて連続バーディーを奪った。しかし18番ではティーショットを池に入れてダブルボギー。波に乗れないまま終わった。

 3日間のパーオン率66・67%は全体の14位と悪くないが、ここまでアンダーパーで回っていない。「何かが極端に悪ければ納得いくけど、フェアウエーにも行っているし、グリーンにも乗っているのになかなか伸びない。ストレスがたまる」と苦笑い。最終日に向けて「明日はビッグスコアで回れるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

 ▼63位・小田孔明 8番のイーグルパットを逃したのと9番の3パット、きょうはそれに尽きる。欲をかいて入れにいったのが良くなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月9日のニュース