日本3位!葛西 今季2度目表彰台に「フラストレーション吹っ飛んだ」

[ 2015年3月8日 09:54 ]

優勝したノルウェー(中)、2位のドイツ(左)、3位の日本チーム(AP)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は7日、フィンランドのラハティで団体第4戦(HS130メートル、K点116メートル)が行われ、日本が1031・7点で3位に入り、昨年11月に2位となって以来、今季2度目の表彰台に立った。

 葛西紀明(土屋ホーム)は8日、自身のブログで「やりました!表彰台!!」と結果を報告。「ワールドカップ開幕戦以来の表彰台 ここ最近ずーっと四位とか五位とかだったのでフラストレーション溜まってた感じはあったけど、今日の三位が嬉し過ぎてフラストレーションも吹っ飛んだ!!」と喜びをつづった。

 日本は2月に行われた世界選手権で3大会ぶりのメダルを目指した日本は、1回目2番手につけながら2回目に順位を下げて4位に終わった。この日も風の強いコンディションの中、日本は1本目4位。葛西は「荒れてたから1本で終わりそうな予感はしてたんだけど なんとか2本目やってくれたら必ず表彰台までは行けると確信してました!」という通り、竹内が123・5メートル、伊東が128メートルで最後の葛西につないだ。

 葛西は「ドッキドキで口から心臓が出そうなくらいしびれる場面」としながらも「もう四位や五位は絶対嫌だ!!悔しい気持ちになるのは嫌だ!!という強い気持ちと意地と集中力で表彰台をGET!」と126メートルの大飛躍を連ねて順位を一つ上げた。

 8日には個人戦が行われるだけに、葛西も「今日の良い流れを活かしてまた表彰台を目指します!!」と意気込んでいた。

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2015年3月8日のニュース