ポセイドンジャパン「世界のどこもやっていない守備システム」で32年ぶり目指す

[ 2015年3月3日 19:14 ]

 「ポセイドンジャパン」こと水球の日本代表は都内で行っている強化合宿を公開した。ライバルの中国代表との練習試合では激しい攻防を繰り広げた。

 16年リオデジャネイロ五輪では84年ロサンゼルス五輪以来32年ぶりの出場を目指す。3年前からチームに導入した相手のパスコースをつぶす世界初の“パスレーン・ディフェンス”は徐々に浸透。大型選手がそろう強豪国を相手にした対抗策について、大本洋嗣監督は「世界のどこもやっていない守備システム。何十年やっても太刀打ちできないので、やり方を変えた」と説明した。

 スタミナ勝負に持ち込む意図もあり、海外勢が練習で1日約2000メートル泳ぐところ、日本代表はその4倍を泳いで体力を強化している。チームの中心的存在の大川慶悟(24)は「体力面が大幅に上がった。若いメンバーにもなって泳ぎ中心にした攻撃になっている」と語った。

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2015年3月3日のニュース