遼25位 4度池ポチャも粘った「長い一日だった」

[ 2015年3月3日 05:30 ]

最終ラウンド、6番でパーパットを外した石川

USPGAツアー ホンダ・クラシック最終日

(3月2日 米フロリダ州パームビーチガーデンズ PGAナショナル=7130ヤード、パー70)
 石川遼(23=CASIO)は最終ラウンドを71で回り通算2オーバーの25位で大会を終えた。悪天候によるスケジュール変更が相次ぎ、1日に第3ラウンドの残りと最終ラウンド10ホールを行い、2日に残り8ホールを消化した。10位で出た第3ラウンドは72と崩れて通算1オーバーの18位に後退。最終ラウンドは第4日終了時に通算4オーバーの暫定40位だったが、2日に2つ伸ばした。ダニエル・バーガー(21=米国)とパドレイグ・ハリントン(43=アイルランド)が通算6アンダーで並びプレーオフに進出した。

 池が石川の行く手を阻んだ。ティーショットが安定せず、1日にプレーした計28ホールで4度も池に打ち込んだ。「ショットが悪かった。長い一日だった」。コメントにも落胆の色がにじんだ。

 今年初めて予選を通過して第3ラウンドに臨んだが、出だしの1番パー4、4Wで打った第1打を左の池に打ち込んだ。6番パー4でも、UTの第1打を左の池に落としダブルボギー。左に引っ掛けることを警戒しすぎたのか、13番パー4は4Wを右へ曲げて池に入れてダブルボギーとした。引き続き突入した最終ラウンドでも6番で再び左の池へ。ショックを引きずるように8番まで3連続ボギーを叩いた。

 自身の公式ブログには「打てど打てど左。分かっているのに直せない自分が情けない。残り8ホール、攻めていきたい」と悔しい思いをつづったが、最終日はスコアを伸ばした。12番で3メートル、13番で1メートルのチャンスを沈め、15番は3・5メートルを決めた。最終18番は第2打を池に打ち込みながらパーセーブ。5日間に及ぶ戦いを良い形で締めた。

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2015年3月3日のニュース