東京五輪3会場変更で合意 バスケはさいたま開催に

[ 2015年2月28日 00:12 ]

 2020年東京五輪の会場計画見直しで、大会組織委員会が、さいたまスーパーアリーナに移るバスケットボールと馬術、カヌー・スラロームの3会場の変更で国際競技連盟と合意したことが27日、分かった。

 リオデジャネイロで開かれている国際オリンピック委員会(IOC)の理事会第2日に、組織委の武藤敏郎事務総長が報告して承認された。

 組織委はコスト削減などの観点から既存施設の利用を検討しており、バスケットボールは夢の島ユースプラザの建設を中止して代替施設を探していた。馬術は夢の島競技場から1964年東京五輪で使われた馬事公苑に変更し、カヌー・スラロームは自然保護などを理由に葛西臨海公園から隣接地に移す。

 理事会では開催都市の提案による追加種目選定の日程も審議する予定。会場建設の遅れが懸念されている18年平昌冬季五輪の準備も報告される。(共同)

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