「花園」土地は45億円 東大阪市 近鉄から購入へ

[ 2015年2月26日 19:47 ]

 大阪府東大阪市は26日、同市の「近鉄花園ラグビー場」の土地を、近畿日本鉄道から45億790万円で購入することで大筋合意したと明らかにした。同市は昨年10月、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)の開催都市に立候補している。

 市や近鉄によると、ラグビー場の建物は今年4月に無償譲渡されることが決まっており、市が購入する土地は約7万平方メートル。購入費用の3分の1は国の社会資本整備総合交付金で賄い、残りは市が支払う。

 5年間の分割払いを予定しており、2015年度の当初予算案には土地の購入費として10億1387万円(交付金を含む)を計上している。これとは別に、ラグビー場の整備費として約1億5千万円を充てる。

 近鉄は東大阪市が同社のクラブチーム「近鉄ライナーズ」の本拠地であることや、ラグビー振興を理由に、同市に5億円を寄付する方針。

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