錦織、際立つ粘り強さ…過去2大会でフルセットはたった1度

[ 2015年2月16日 05:30 ]

男子シングルス準決勝 第2セットをタイブレークの末に奪い、ガッツポーズする錦織

男子テニスメンフィス・オープン

(2月14日 米テネシー州メンフィス)
 錦織が初優勝した13年大会は、決勝まで5試合で1セットも落とさない“完全優勝”だった。決勝はF・ロペス(スペイン)を1時間7分で下した。終盤には股抜きショットを披露するなど余裕をうかがわせる場面もあった。ツアー3勝目を挙げ、世界ランクを22位から16位まで上げた。

 ATP500から250に変更となった昨年の大会は、世界16位の第1シードで出場。決勝ではカロビッチ(クロアチア)の強烈なサーブを攻略し、1年ぶりのツアー4勝目を挙げた。

 13年以降、フルセットまでもつれた試合は今大会準決勝までで4試合。いずれも第1セットを奪われたが逆転勝利を収めており、錦織の粘り強さが際立っている。

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