道銀が初V!LS北見制し世界切符…カーリング日本選手権

[ 2015年2月16日 05:30 ]

ロコ・ソラーレ北見を破って優勝し、喜ぶ北海道銀行の選手たち

 カーリングの第32回全農日本選手権最終日は15日、北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホールで決勝が行われ、女子はソチ五輪代表の北海道銀行が8―5でロコ・ソラーレ北見に勝ち、初優勝した。男子はSC軽井沢クが札幌を7―3で下し、3年連続6度目の日本一に輝いた。男女とも優勝チームが世界選手権代表に決まった。女子が3月14日から札幌で、男子は同28日からカナダのハリファクスで開催される。

 女子の北海道銀行は過去2年連続で準優勝だったが、メンバーが変わった最初のシーズンで初めて頂点に立った。第8エンドに正確なショットを決めて大きな3点を奪った小笠原は「この日のために頑張ってきた」と晴れやかな表情を見せた。

 新加入の吉村が相手の石を一度に3つはじくショットを見せるなど、全員がしっかりと役割を果たしての勝利。小笠原は「これからは私ががやがや言わなくて済む」とチームの成長を感じ取った様子だ。

 36歳のスキップは「競技生活も先が見えている。休まず4年と決めている」と18年平昌(ピョンチャン)五輪を集大成とする考えを示した。

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2015年2月16日のニュース