高梨 逆転で2戦連続の今季4勝目!「しっかり集中して飛べた」

[ 2015年2月14日 23:38 ]

1回目の2位から逆転で今季4勝目を挙げ、表彰で声援に応える高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は14日、スロベニアのリュブノで個人第11戦(HS95メートル、K点85メートル)が行われ、個人総合2位の高梨沙羅(クラレ)は1回目に88メートルで2位に付け、2回目には90メートルを飛び248・5点で今季4勝目、通算28勝とした。高梨は8日に約1カ月ぶりに優勝したのに続く連勝。

 個人総合首位のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が89メートル、88メートルを飛び、245・4点で2位。個人総合得点はイラシュコが862点、高梨は773点となった。W杯は残り2戦で、差を89点に詰めた。

 伊藤有希(土屋ホーム)は8位、岩渕香里(松本大)は24位、勢藤優花(北海道・旭川龍谷高)は26位、山田優梨菜(長野・白馬高)は28位だった。サラ・ヘンドリクソン(米国)が237・1点で3位に入った。

 ▼高梨の話 台の特徴と自分の感覚が合うようになってきた。最後の最後までしっかり集中して飛ぶことができた

 ▼伊藤有希の話 タイミングが遅れやすい私にとってはすごく難しい台。助走の滑りが安定しなかった。悪くはないが、もう一つ上にいくには足りないものがある。

 ▼勢藤優花の話 助走で重心の位置が後ろ気味になった。(今大会のジャンプ台は)結構苦手。順位も安定してきたので、この調子を落とさないようにしたい。

 ▼岩渕香里の話 ジャンプは良かったと思う。テレマーク(姿勢)を取れないのはずっと課題。順位も大事だけど内容も大事。しっかり自分のやりたいジャンプをできれば。

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